農業経営における夏期税講習会を開催
 
 
道農業青色申告会は8月23日、札幌市の北海道自治労会館で夏期税講習会を開催し、全道から農業者や実務担当者ら約130名が参加しました。開会にあたり、中原会長は「いよいよ2019年10月から消費税増税と軽減税率制度が導入される。制度導入に伴い、書類の煩雑化や膨大な事務負担が発生することが予測されるため、本日の講習会で日々の業務が円滑に進むよう学習を深めましょう」と挨拶しました。
 講習会では、第1部で道税理士会の松川武史税理士が「農業経営に知っておきたいポイント」と題し、便利な税制として、固定資産税の特例措置を紹介するとともに、事業承継時の課税問題や経営の基本となる現金の流れなどについて解説しました。第2部では、札幌国税局課税第一部個人課税課の谷口真美記帳指導専門官が「消費税に係る制度の概要と対応」について講演し、2019年10月から実施される消費税の軽減税率制度の概要や日々の取引や経理にどのような影響があるかを説明しました。

▼主催者を代表して挨拶する中原会長           ▼活用できる税制措置を説明する松川税理士
 

▼消費税増税の対応を説明する谷口記帳指導専門官     ▼講習会中の様子


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