消費税増税・軽減税率などをテーマに夏期税講習会を開催
 
 
道農業青色申告会は8月26日、札幌市の北海道自治労会館で夏期税講習会を開催し、全道から農業者や実務担当者ら約130名が参加しました。開会にあたり、中原会長は「農業を取り巻く情勢は日々変化している中、私たちは税の申告を適正に行なわなければならない。消費税増税と軽減税率制度の導入が目前に迫ってきたが、本日の講習会で理解を深め、地域に帰って学んだ内容を伝えて欲しい」と挨拶しました。
 講習会では、第1部で道税理士会業務対策部副部長の森下浩税理士が「消費税増税に向けた具体的実務」と題し、消費者税率10%への引上げと軽減税率制度の実施に関する基本的な内容やポイント、留意点などを説明しました。第2部では、札幌国税局課税第一部個人課税課の藤岡史也記帳指導専門官が「消費税増税・税制改正に係る情報提供」として、区分経理の仕方や申告書作成までの流れのほか、税制改正における青色申告特別控除・基礎控除の見直しなどについて説明しました。

▼主催者を代表して挨拶する中原会長          ▼増税に向けた具体的実務について説明する森下税理士


▼税制改正などについて藤岡記帳指導専門官        ▼講習会中の様子


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