誤りやすい税の取扱いやインボイスなどをテーマに
夏期税講習会を開催
 
 
道農業青色申告会は8月30日、札幌市の北海道自治労会館で夏期税講習会をオンラインで開催し、全道から農業者や実務担当者ら約100名が視聴しました。開会にあたり、中原会長は「今年も新型コロナにより農畜産物需要・価格に影響が出ているほか、記録的な高温・少雨により農作物に被害が及んでおり、昨年に引き続き申告納税額などの減少が見込まれる。しかし、どんな時も税申告は必要であるため、適正な申告に向け本日の講習会で理解を深めて欲しい」と挨拶しました。
 講習会では、第1部で道税理士会常務理事の森下浩税理士が「誤りやすい事例の取扱い(所得税・消費税)」と題し、必要経費の算入方法などの正しい取扱いについて、事例を交えながら説明しました。第2部では、札幌国税局課税第一部個人課税課の中瀬義晴記帳指導専門官が「インボイス制度の概要と対応方法」として、2023年10月より始まる適格請求書等保存方式(インボイス制度)の概要などについて説明しました。

▼主催者を代表して挨拶する中原会長
 
誤りやすい税の取扱いを説明する森下税理士 ▼インボイス制度について説明する中瀬記帳指導専門官


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