農業を犠牲にする日米物品貿易協定などに断固反対する
全道農民総決起集会を開催

 道農連は12月4日、札幌市の大通公園で「農業を犠牲とする日米物品貿易協定等に断固反対する全道農民総決起集会」を開催し、全道各地区から盟友ら約500人が参加した。
 開会にあたり、西原正行委員長が主催者を代表して挨拶し、来年1月中旬にも交渉が開始するとされる日米物品貿易協定について「我々が反対したTPP合意内容を上回るのではないと農業者に不安が広がっている。このため、我々は日本政府が農業を犠牲にした交渉を続ける限り、断固反対の運動を展開し、生産現場から訴えていく」と訴えた。
 続いて、「食料・農業を犠牲にしたTPP11発効/日EU・EPA批准に強く抗議し、日米物品貿易協定交渉に断固反対する決議」が提案され、満場一致で採択した。
 集会終了後には、大通公園から札幌駅前までデモ行進を行い、「農業を犠牲にするな」、「食の安全を脅かす交渉反対」などシュプレヒコールを上げ、道行く市民に反対運動の理解を求めた。

 〇食料農業を犠牲にしたTPP11発効/日EU・EPA批准に強く抗議し、日米物品貿易協定交渉に断固反対する決議


   主催者挨拶する西原委員長     決議を提案する大久保副委員長   佐藤副委員長による団結ガンバロー 


      集会の様子                 デモ行進の様子              デモ行進の様子

 Copyright © Hokkaido Farmer's Union All rights reserved.