農業を犠牲にした日米貿易交渉を許さない全道農民集会を開催
 道農連は8月22日、札幌の共済ホールで「農業を犠牲にした日米貿易交渉を許さない!全道農民集会」を開催し、全道の盟友ら650名が結集した。来賓には、立憲民主党道連代表の佐々木隆博衆議、国民民主党道連代表の徳永エリ参議、日本共産党の紙智子参議など国会議員・道議らが駆け付けた。
 集会では、西原委員長の主催者挨拶後、連合北海道の杉山元事務局長、生活クラブ生協の山﨑栄子理事長、道農業ジャーナリストの久田徳二副会長が連帯挨拶した。続いて、生産者からの意見表明が行われ、水田農家の山田克宏氏(全上川農連副委員長)、畑作農家の越後功氏(後志地区農連委員長)、酪農家の出嶋辰三氏(全十勝地区農連副委員長)が日米貿易交渉がもたらす影響の大きさや生産現場の不安の声を訴えた。その後、大久保明義副委員長が提案した『日米貿易協定交渉から北海道農業・農村を守る決議』を満場の拍手で採択し、北見地区農連青年部の田中悠樹書記長による団結ガンバローで終了した。
 集会終了後には、「農業犠牲の日米交渉反対」「農業者の声を聞け」などシュプレヒコールを上げ、市内中心部をデモ行進した。なお、行進中には大通公園で市民にミニトマトを配布し、北海道農業の応援を呼び掛けた。

   〇日米貿易協定交渉から北海道農業・農村を守る決議

                【集会の様子】




                 【デモ行進と農産物配布の様子】

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