全道地区・市町村組織委員長会議を開催
 道農連は12月6日、京王プラザホテル札幌で全道地区・市町村組織委員長会議を2部構成で開催し、全道から各市町村組織の委員長ら約120名が参加した。
 会議では、第1部の農政研修会として、イオンアグリ創造株式会社の福永代表取締役社長を招き、「労働力不足やイオンアグリ創造これまでとこれから~持続可能な農業を考える~」と題した講演を行った。福永氏は、会社設立からの苦労などを説明しながら、「農業を持続可能なものにするには『慣習・現状に沿った(出来ない・無理などといった)思考(固定概念)』をいかに破壊できるか、そのために何が必要で何をすれば良いか考えることが重要。これまで進化してきたモノ・サービス(固定電話→携帯電話など)は、固定概念からの解放によるものであり、農業においても同じことが言えるのではないか」と述べた。
 第2部では、全道委員長会議と農業経営危機突破!緊急全道農民集会を開催した。会議では、2022年の運動経過を報告した上で、資材高騰やコロナ禍等による農畜産物の需給緩和・在庫滞留を踏まえ、「適正な価格形成・在庫対策と農業経営の存続を求める特別決議(案)」を提起し、満場の拍手で採択。最後は団結ガンバロウで盟友の意志結束を誓った。


○適正な価格形成・在庫対策と農業経営の存続を求める特別決議

【主催者挨拶をする大久保委員長】 【持続可能な農業等について説明する福永氏】

【特別決議を提案する出嶋副委員長】 【団結ガンバロウで盟友の意志結束を誓う】

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